本日のゴール
XPageがうまく動かない場合にまず行うことは、設計のクリーンとブラウザのキャッシュ削除です。
それでも動かない場合は、SSJSやJavaScriptを使ってどこまでが動いていて、どこからが動いていないのか?を確認します。
設計のクリーン
XPageはNSFファイル上の設計要素をファイルシステム上に出力して実行していますので、最新の設計要素を反映するには「クリーン」を実行します。
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XPageはNSFファイルにある設計要素をファイルシステム上に出力して実行しているので、最新の設計要素を反映するために、 プロジェクト>クリーン を選択する。 |
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「すべてのプロジェクトをクリーン」を選択し、OKボタンをクリックする。 |
ブラウザのキャッシュ削除
「CSSを更新したのに反映されない」などの現象が発生する場合、ブラウザのキャッシュからCSSファイルが読み込まれている場合があります。
予想外の結果になる場合は、ブラウザのキャッシュを削除します。
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Chromeのオプションメニューから「設定」を選択する。 | |
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左メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「閲覧履歴データの削除」をクリックする。 | |
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「キャッシュされた画像とファイル」にチェックをつけ、「データの削除」ボタンをクリックする。 |
サーバーコンソールに変数の値を出力する(バックエンドデバッグ)
SSJSで変数の値をサーバーコンソールに出力するには、print文を使用します。
今回は必須入力エラーメッセージをサーバーコンソールに出力してみます。
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スクリプトライブラリから「ssjsKeiji_frm」を開く。 | |
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errMsgを出力するPrint文を記述する。 【PrintSSJS】 print(errMsg); |
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ブラウザでプレビューし、表示内容を確認する。 下記の点を確認する。
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ブラウザのアラートに変数の値を出力する(フロントエンドデバッグ)
JavaScript(CSJS)で変数の値を画面に出力するにはalert文を使用します。
ブラウザの開発ツールのコンソールタブに出力するにはconsole.log()やconsole.error()などを使います。
今回は左ナビゲーションの変数をalert文で表示します。
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スクリプトライブラリから「csjsCcleftnavigation」を開く。 | |
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パスを出力するAlert文を記述する。 【AlertCSJS】 alert(path + “\n” + pageid); |
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ブラウザでプレビューし、表示内容を確認する。 下記の点を確認する。
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